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コシナ フォクトレンダー NOKTON 58mm F1.4 SLII Nレビュー①

フォクトレンダー NOKTON 58mm F1.4

コシナのフォクトレンダー NOKTON 58mm F1.4ですが、購入してひと月半ぐらい経ったので、ここでちょっと簡単なレビューでも書こうと思います。

いや、レビューというよりも感想ですね。使用感などを気の向くままに書きます。

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お散歩レンズはディスタゴン35mm f1.4か、ノクトン58mm f1.4か

普通はCarlZeiss Distagon35mm f1.4を持っている人ならディスタゴンをつけっぱにすると思うんですが、私はノクトン58mmf 1.4を常用レンズにしていて、ちょっと出かける時には常に着けています。とはいえカバンにディスタゴンを隠しておくことが多いのですが(笑)

58mmを常用レンズ(お散歩レンズ)にすることについて、私は風景の一部を「切り取る」という感覚が好きで、できるだけ不要なもの(不要と思えるもの)を排除したいと思っています。

その点で35mmは、「58mmでは捨てすぎる部分を拾う」という感覚で使用しているので、自然と35mmがサブレンズになってしまうのです。

まずは58mmでトライ。無理なら35mmという形ですね。

ただ、以上はお散歩レンズとして使う場合で、ポートレートでは決まった被写体としてモデルさんがいるので、35mmか58mmかは純粋に必要な画角の問題になります。

とはいえ、撮影する割合としては、ポートレートが8割、建物、風景、街並みなどのスナップが2割ぐらいの割合なので、大半がポートレート撮影ということになります。そのためレンズを使用した感想は必然的にポートレート撮影での感想が大部分となります。

以上は長くなりましたが私の感想の前提です。

 

ノクトン58mmf 1.4について思ふこと

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このレンズのいいところですが、まずレンズの解像感について、開放でも十分に使えるレベルです(少なくとも私は使っています)。

と言っても、被写界深度が恐ろしく浅いので、実際にはf2~が多いのですが、ピント面について言えば1.4でもきちんと解像できているので、寄って左目の左端にピントを合わせるとかといった使い方もなんとかできます。MFなのでピントを合わせるのが大変ですが。

ただ私の場合CarlZeiss Distagon 35mm f1.4を持っていて、こちらが最短撮影距離30cmとノクトン58mmの45cmに比べて大分短いので、ピントがシビアな場合にはDistagon 35mmの方を使用しています。

また、58mmという焦点距離についてですが、50mmより8mm長いこの距離はポートレートを撮影する場合には大きなメリットです。50mmでは通常45cmに設定されていることが多い最短撮影距離の壁に阻まれてあと一歩踏み込めなかったその一歩が、58mmなら踏み込めます。これはとても大きいと感じています。

ちなみに私は以前ニコンの60mmマクロでポートレートを撮っていた時期もあり、そういう意味では50mm以上に60mm・58mmで撮っているのですが、寄れる寄れないを措いてもやはり60mm・58mmの画角は使い易いです。

 

ノクトン58mmf 1.4のデメリット(?)

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このノクトン58mm f1.4のデメリット、というか良くないなと思う点ですが、レンズ自体の性能とは関係がないもののやはり一言書かずにはいられないのがレンズの前蓋。キャップです。
これはよく取れます。普通に歩いていてもポロッと落ちます。おかしいなーと思ってしっかりとつけた状態で少し触るとポロッといきます。

実際、購入する前に価格コムのレビューを見ていて前蓋が取れ易いという記載があったので、ああそうなんだーとは思っていたのですが、噂に違わぬ取れっぷりで、ひと月半で30回以上は落下しています。一度持ち出すと3、4回は落ちていますね。

ただ前蓋は別に購入すれば良いので、私はニコン純正の前蓋(400円ちょっと)を買ってつけたところ取れることはなくなりました。フォクトレンダーのレンズの前蓋に「Nikon」と表示されてしまうのが気になるといえば気になるのですが、写りには関係が無いので割り切っています。

あと、ゴースト・フレアについてですが、私はこれまでスタジオ撮影が半分、あと曇りなどの天候での撮影が多くてピーカンの日があまり無いのでまだはっきりとはいえませんが、一度それほどの照りではないにもかかわずゴーストが何枚も大きくでていたので、ニコンのナノクリなどには及ばないと思っています。
ナノクリの時には太陽の光がきつかったり、意図的に逆光で撮影した場合などを除いて気になったことがほとんどないので。

あとこのノクトンはマニュアルフォーカスなのでオートフォーカスは使えません。が、58mmぐらいだとあんまり気にならないです。というかどこにピントを合わせるかという点に自分の意識がシビアになるのでMFの方がよいんじゃないかな。もちろん撮影スピードは若干落ちますが。

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最後に

総評として、ノクトン58mmf 1.4は間違いなく買ってよかったレンズです。最近はD810に付けっぱなし。

また最近ポートレートではCarZeiss Distagon35mm f1.4, CarZeiss Planar 85mm f1.4とともに持ち出していますがレンズの実力は遜色のないレベルだと感じています。遜色が出てしまうとすれば、それは技量的な問題で、レンズの差と言えるものは今のところ無いといっていいです。

レンズの性能に比べて価格もお手ごろですし、もしこのレンズの購入を考えている人がいれば是非お勧めしたいレンズです。

ちなみにこの投稿に掲載した写真ですが、ノクトン58mm f1.4で掲載できる写真があまり無いのでとりあえずこのレンズで撮影した写真を適当に載せました。

画角の参考にぐらいしかならないかもしれませんが、何もないと寂しいので一応掲載しています。今後手ごろな写真があれば差し替えます。

 

神戸出身で都内在住の元SE。京都のD大(学部)、K大(院)を経て就職、起業し現在はウェブサービスを事業にした会社を運営しています。一眼歴は7年ぐらいで、主に城、街並み、ポートレートを撮影しています。

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Kf

神戸出身で都内在住の元SE。京都のD大(学部)、K大(院)を経て就職、起業し現在はウェブサービスを事業にした会社を運営しています。一眼歴は7年ぐらいで、主に城、街並み、ポートレートを撮影しています。

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